家の中にいることの多いここ数か月だったのですが、
2週間くらい前から部屋の中でも、
柔らかい日差しとか体感とかから
なんとなく春を感じています。
もちろん、花粉感からも、春、感じますね。

なーんて言っているうちに、四大陸選手権も終わり、
世界ジュニア選手権真っ只中ですね。

2月末には、札幌のアジア大会に行ってきました。
出産後初めての泊まりがけの仕事だったのですが、
チャンピオンシップやGPシリーズなどに出られない選手たちもたくさん出場していて、
興味深い、おもしろい、楽しい、の連続でした。
トップ選手たちのすごい演技はやっぱりいいなあ、と味わったり、
ジャンプは2回転までしか跳べないけれど・・・という選手たちの、
スケートが好きで好きで楽しくて楽しくて、っていう一生懸命な演技に胸打たれたり。
そうした演技に、会場から手拍子や歓声が上がる風景にも、じんわり。
こういう「スケートを好き」っていう空気感、いいなあ。

ツイッターにも書いたのですが、
上位ではない選手たちが、自分に花が投げられていたことを知ってとても喜んでいたそうです。
久しぶりに会う選手たちが「元気~?」と嬉しそうに話をしているのは、
全日本選手権とかのよう。
日本各地のスケート友達と、久しぶりに会った、って感じ。
こういうのも、とても微笑ましく感じられました。

そんなアジア大会でのインタビューなどは、3月29日発売の
『フィギュアスケートLife』vol.9に掲載されます。
世界選手権を見ながら、ぜひ読んでいただけたらと思います。

また、アジア大会にも出ていたミーシャ・ジー選手のさまざまなコメントから、
これまでスケートを見てきて感じたことを、
All About(「フィギュア選手の「最後のシーズンかも」との言葉から」)に書きました。
半月ほど前にアップしたものですが、もしよかったら読んでみてください。

再来週は世界選手権です。
海外取材は去年の四大陸選手権以来。
たくさんインタビューしてこようと思います。


そして、その他講座のお知らせです。

「フィギュアスケートの楽しみ方(1) 珠玉の演技を振り返る」
 4月15日(土)13:00-14:30
 朝日カルチャーセンター新宿教室


 「何度見返しても、毎回感激する演技」というものがある。
 その選手が全身全霊をかけた演技だったからこそ、
 見る者の心を打ち、何年たっても何十年たっても忘れさせない。
 そうした演技を、当時のその選手の状況やスケート界の雰囲気などとともにご紹介し、
 フィギュアスケート観戦の喜びを感じられる講座にする。
 珠玉の演技は、男女シングルはもちろん、ペア、アイスダンスからもピックアップする。


「フィギュアスケートの楽しみ方(2) 男子シングルで見る、採点方式変更の前と後」
 5月13日(土)13:00-14:30
 朝日カルチャーセンター新宿教室


 6.0点満点でジャッジされていたフィギュアスケートの採点が、
 本格的に現在のように変わったのは2004-05シーズン。
 採点方式が変更されたことによって、
 この変更でフィギュアスケートがどんな風に変わったのか、
 活躍する選手に変化はあったのか、
 その後現在までどのように採点方式が変化してきたのか、といったことを、
 2000年前後から現在までの男子シングル界で活躍した選手たちの
 印象的な演技やエピソードを交えて紹介する。


お時間がありましたら、ぜひいらしてください。
楽しくフィギュアスケートに触れる時間にしたいと思います。


といろいろ書いてたりメールしたりしても、昼寝中の子が起きません。
数分ごとに息を確認しつつ、ちょっとどきどき。
寝てくれないと、寝てくれ、仕事させてくれ、と思うのに、
ちょっと長く寝続けると、起きてくれ、と思う勝手さ・・・
そんな日々です。





フィギュアスケートLife Vol.9
フィギュアスケートLife Vol.9