フレンズオンアイス(土曜夜の部)に行ってきました。
今回は取材ではなくて、チケットを買ってお客さんとして。
Twitterにも書きましたが、いちスケートファンとして行くと、本当に本当に楽しいです。
気持ちが、自由だから。

トリノ五輪後いろいろショーが増えてきて、
最初は、「アイスショーがいっぱいある~」って嬉しくて、
そのうちに、「どのショーに誰が出るのか」とか「このショーのテイストってこういうもの」ってのが私の中であいまいになってしまったのだけど、
でも数年前から「このショーはこういう感じがいいんだよね」って自然とすっきりしてきました。

フレンズは、2006年の1回目のときは、GW明けの平日だったような記憶です。
どんなショーなのかわからなかったけれど、チケットを買って見にいきました。
荒川さんのトリノ五輪金メダル直後だったので、
お世話になった先生方全員への花束贈呈が、とても印象に残っています。
そのときから、荒川さんにまつわる人たち、広い意味でのフレンズでのショーっていうのがぶれないなあ、と毎年感じてきました。

最初からずっと手作り感のある、他とは違うショーだったんだけど、
10年目の今年のフレンズでは、
軸はぶれていないけれど、本当にすごいショーになったんだなあ、と
ただ観客として毎年何公演かずつ見てきただけの私がしみじみしちゃう感じでした。

出演スケーターの数も多く、みんな楽しそうだし、
コラボレーションも独特で、
軸になっているのが荒川さんだからこそのアイディアや演出で、
唯一無二のものが10年ですっかり定着したんだなあ、と。

有香さんの、エッジの音と音楽を融合させるっていうスケートに、びっくり。
でも有香さん、スケーティングが素晴らしすぎて、
たまにチリリリリリリリっていう音を立てるくらいで、
基本、音がない(笑)!
終盤のステップのところで一気に音が聞こえてきて、
へぇ~、ステップをこういう風に見た(聞いた)ことってなかったなあ、と
目が開かれる思いでした。

ステファンと荒川さんのそれぞれのシングルでのプログラムの別格感を、
新横浜のリンクの大きさ、近さで見られたことも、嬉しい。
ステファンがプログラム序盤に、右足(だったと思う)で、
東の真ん中辺から北方向にふくらんで西方面にむかう軌道の中、バックアウトエッジに乗った時に、
ぐいーーーーーーんとスピードが急に上がったのに、感激しました。
あれ、もう1回生で見たい!

有香さんとアボット、岳斗くんと知子ちゃんなど、
ペアとかダンスの経験者(知子ちゃんはシングルのみかな?)たちの華麗なリフトなどのなか、
ステファンと荒川さんっていう、どちらもシングル一本だったよね? の2人が
すごいスピードと上質なスケーティングの途中で、笑顔でくるんとリフトを見せて、驚きました。
どのコラボもよかったし、
知子ちゃんがのびのびしていて、なんだかじんわりしました。
メリチャリとベルアゴの4人でのプログラムも、どこをどう見ていいのか(笑)と、目が泳ぎまくりました。
小塚くんの「エピローグ」、深い意味はありません、の発言がよかったです(笑)。

すべてを書ききれないけれど、アイスショーってやっぱり楽しいなあ、
これからも、取材は取材で、
別日に観客として見に行こう~っていう思いをたしかにした8月29日でした。

パンフレットもすごくよかった。
写真1つひとつをじっくり見ています。
ああ、こんな写真が! いいのかなあ、いや選ばれているわけだからいいんだよね、とか
余計なことを考えたりしています。

さて、明日はもう8月最終日。
夏ももうほぼ終わったようだし、
あとは、キンモクセイの香りにであって、
本格的な秋の始まりを堪能したいです。
とはいえ、秋以降もかき氷は食べ続けたいです。

先日食べた、アイスモンスターのコーヒー味。
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朝日カルチャーセンターの新宿教室
で、11月、12月も講座でお話します。   
おひとりでの参加の方が大多数ですので、よろしければ、ぜひご参加ください。

「フィギュアスケートの楽しみ方(1)
<今回のテーマ>「ヤグディン vs プルシェンコ ~約4年間の壮絶な戦いを垣間見る~」

11月14日(土) 13:00-14:30
フィギュアスケート史に残る激しい戦いを見せ続けたアレクセイ・ヤグディンとエフゲニー・プルシェンコ。フィギュアスケートに賭けた2人の強い思いや高い技術力などを、演技を通して見ていきます。これから2人を知りたい方にもおすすめです。

「フィギュアスケートの楽しみ方(2)
<今回のテーマ> 「プログラムや演技から、選手の思いを探る」

12月5日(土) 13:00-14:30
物語の主人公を演じたり、音楽そのものを表現したり、シーズン中にプログラムの構成要素を変えていったり……「プログラム」というものにまつわる様々なことから、その試合に臨む現役選手の意図や思いを、今季GPシリーズや近年の演技を見ながら探ります。

上記2講座とも、質問を受けつけています。
「こんな話も聞きたい」といったリクエストが ありましたら、朝日カルチャー(sn9info(あっとまーく)asahiculture.comに、件名を「フィギュアスケート」でお送りください)、私のツイッター@HitomiHaseFacebookにお送りください。

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「フィギュアスケートLife vol.2」のkindle版も出ました。
中身は紙の雑誌と同じなので、お間違いなさいませんよう。



下は、紙の雑誌の方です。